糟谷 稔
一般財団法人総合教育研究財団 理事長
糟谷稔は、一般財団法人総合教育研究財団の理事長を務めています。
東京大学法学部で政治学・法律学を学び、卒業後は国際金融の分野で職業人としての歩みを始めました。国際金融、ソブリンリスク分析、大規模な国際インフラ・資源開発プロジェクトにおけるプロジェクトファイナンスなどを専門としてきました。
国際教育への関心を深め、1990年にはニュージーランドのInternational Pacific College(IPC)設立プロジェクトに参画しました。高等教育の国際化がまだ初期段階にあった時期に設立されたIPCは、ニュージーランドで学位授与権を認められた初期の私立高等教育機関の一つであり、アジア太平洋地域における国際志向の高等教育の先駆的事例となりました。
その後約20年にわたり、学際的な教育プログラムの設計と大学の国際化に携わり、IPCの発展に中心的な役割を果たしました。多くの国々の学生、教職員、大学関係者、政府機関と協働し、のちに同大学のChief Executiveを務めました。
2008年から2010年には、University of London Institute of EducationにおいてMBA in Higher Education Managementを修了しました。英国を代表する高等教育政策・経営研究者の一人であるSir David Watson教授のもとで学んだ経験は、大学のリーダーシップ、組織変革、社会における高等教育の役割への関心をさらに深めるものとなりました。
高等教育の国際化が始まった時代から、AIが新たな課題と可能性をもたらす現在まで、その変化を実践の場で見つめてきました。現在も、国際的な対話、教育の革新、大学・学問分野・文化を越えた協働の推進に取り組んでいます。
主な関心領域は、高等教育の国際化、大学間連携、学際教育、生涯学習、そして人工知能が大学の未来に与える影響です。
総合教育研究財団を通じて、日本とヨーロッパの大学間の対話と協働を促進し、革新的で国際社会に開かれ、社会的責任を担う高等教育の発展に貢献することを目指しています。
主な関心分野
- 高等教育の国際化
- 日本とヨーロッパの大学間連携
- 学際的な教育と研究
- AIと高等教育の未来
- 生涯学習
- グローバル・シティズンシップと異文化理解
- 大学のリーダーシップと組織開発
学歴
- 東京大学法学部卒業(政治学・法律学)
- MBA in Higher Education Management, Institute of Education, University of London
主な職歴
- 住友銀行
- 日本貿易振興機構(JETRO)オークランド事務所
- 国際金融情報センター(JCIF)
- International Pacific College(ニュージーランド)Chief Executive
- 一般財団法人総合教育研究財団 理事長
